おすすめ本 農耕と園芸 7月号 特集ニガウリ
おすすめ本 農耕と園芸 7月号 特集ニガウリ
農耕と園芸 誠文堂新光社
今回のおすすめ本は成文堂新光社の「農耕と園芸」7月号です。
特集は「ニガウリの良品安定生産」です。
ゴーヤー研究の第一人者である沖縄県農業大学校の坂本 守章氏による執筆で
ニガウリの良品安定生産のポイントを解説されていました。
育苗から定植、さらに灌水や交配、収穫・病害虫までこれを読めば栽培に関することがほぼわかるようになっています。
中央卸売市場で見つけた白いゴーヤー
そのほかにも鹿児島県、群馬県、宮崎県からの情報提供があり、
またニガウリの市場動向についても詳しく紹介されていました。
沖縄県の栽培面積は沖縄県が36%、鹿児島県18%、宮崎県15%、熊本県8%、群馬県6%となっておりダントツで沖縄県が1位です。
最近は暑さ対策でグリーンカーテンとしての利用が高まり、苗の売れ行きも上々だとか・・・
ビタミンCも高いので夏の野菜としてピッタリですね。
私としては冬場のゴーヤーの着果安定技術を何とかして確立して欲しいところです。
毎年、冬場は生産が下がって価格が高くなってしまうので・・・
そのほかにもこの「農耕と園芸」には野菜、花などの市場動向や栽培技術の情報が多く掲載されています。
現代農業とはちょっと志向が違う農業関係図書ですがとても勉強になります。
興味のある方は是非読んでみてください。
農耕と園芸 誠文堂新光社
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