カメムシの被害は恐ろしい

sumion

2007年07月07日 01:09

こんにちは!
今回はシークヮーサーの生産に大打撃を与える害虫のひとつであるカメムシについて報告します。
カメムシはシークヮーサーが開花し、生理落果後の6月から7月にかけて発生し、生理落果の時期を生き残った果実の果汁を吸い、果実を落果させます。被害の程度は状況によっては付いている実の半分以上を落果させます。
私の職場のシークヮーサー園でも被害が出ました。




果実の状況は下の写真のようになっています。緑色から黄色まであります。へたのところから外れて落果しています。
緑の果実は新しく、黄色の果実は古い果実です。黒くなるともっと古いです。このように果実の色を見ることによっていつごろからカメムシの被害が始まっているかが分かりそうです。


下の写真はカメムシの写真です。ミナミヘリトゲカメムシといいます。南西諸島特有のカメムシのようです。


一番効果的な対処法は農薬による防除です。的確な時期に的確な量を使用することによって効果的に被害を抑えることが出来ます。

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