カンキツの果実の断面構造
カンキツの果実の断面構造
シークヮーサーの果実の断面の紹介をします。
このシークヮーサーは8月ごろに収穫した果実です。
上の矢印から説明します。
フラベド(外果皮)・・・緑色の皮で果実の一番外側にあります。
ノビレチンや精油成分はここに多く存在します。
アルベド(中果皮)・・・果実の皮をむいたときに見える白い部分です。
シークヮーサーは薄いですが、カーブチーなどは厚いです。
グレープフルーツなどはもっと厚いです。
じょうのう・・・いわゆるミカンの袋の部分です。
その中に「さじょう」というつぶつぶが入っています。
内果皮・・・じょうのうの皮の部分です。
種子・・・シークヮーサーは多くあり、1果実あたり10~15個ほどあります。
最近は種がほとんどない品種もあります。(仲本シードレス)
以上、カンキツの果実の断面の紹介でした。