カンキツの果実の断面構造

sumion

2011年10月18日 22:35

カンキツの果実の断面構造

シークヮーサーの果実の断面の紹介をします。



このシークヮーサーは8月ごろに収穫した果実です。
上の矢印から説明します。
フラベド(外果皮)・・・緑色の皮で果実の一番外側にあります。
             ノビレチンや精油成分はここに多く存在します。

アルベド(中果皮)・・・果実の皮をむいたときに見える白い部分です。
             シークヮーサーは薄いですが、カーブチーなどは厚いです。
             グレープフルーツなどはもっと厚いです。

じょうのう・・・いわゆるミカンの袋の部分です。
        その中に「さじょう」というつぶつぶが入っています。

内果皮・・・じょうのうの皮の部分です。

種子・・・シークヮーサーは多くあり、1果実あたり10~15個ほどあります。
     最近は種がほとんどない品種もあります。(仲本シードレス)



以上、カンキツの果実の断面の紹介でした。